東京都豊島区の南大塚に鎮座する「大塚天祖神社(おおつかてんそじんじゃ)」に御朱印をいただきに行ってきました。(正式名称は天祖神社です)
参拝時は境内が新しくなっていたけど、何か境内の雰囲気がご利益ありそうな感じなのよ!
そして見逃せないのが参拝した証としていただける御朱印よね。
では御朱印情報・大塚天祖神社について・境内の様子(ご利益ポイント)などを記録してあります。
(他の天祖神社と区別するために大塚天祖神社でご紹介していきます)
大塚天祖神社の御朱印情報
まずは今回いただいた御朱印からご紹介していきます。
通常御朱印1
初穂料:直書き500円(御朱印帳がある人だけいただけます)
以前とは朱印のデザインが変わっているようです。
通常御朱印2
初穂料:書置き500円
期間限定や季節の御朱印ではないそうです。
右下に都電神社めぐりの朱印が押されていますよ。
(私は何気に都電神社めぐり3社目です)
通常いただける御朱印(通常御朱印)は定期的にデザインが変わっているようです。
富士神社の御朱印
初穂料:書置き500円
巣鴨富士の「巣」の字が良い感じ!
参拝した時には巣鴨富士神社の2023年2月23日鎮座記念の限定見開き御朱印もありました。
御朱印は初詣・夏詣御朱印など期間限定御朱印もあるようです。
御朱印をいただける時間帯:9:00~17:00
しか~し!
あくまでも社務所が開いている時間帯であり、御朱印をいただくのなら夕方は好ましくない時間帯で最低でも16:00前の方がよいとの事(宮司さんのお言葉)
御朱印をいただける場所:参道左手にある社務所
何と!社務所のカーテンが閉まっていました。
基本的に決められた社務所のお休み(定休日)は無いがお昼休みはある!
12:00頃~13:00頃まで社務所は閉まっています。
今回少し時間に余裕があったので13:00まで待って御朱印をいただきました。
大塚天祖神社について
昔の巣鴨村(現在の巣鴨・西巣鴨・北大塚・南大塚・東池袋2丁目~5丁目・上池袋1丁目)の鎮守さまで、鎌倉時代末の元亨年間(1321年~1324年)に領主である豊島氏が伊勢の皇大神宮の神様をお迎えしてお祀りしたのがはじまりと伝えられている。
(いただいたご由緒書きより一部抜粋)
はじめは「神明社・神明宮」と呼ばれていたが、明治6年(1873年)に「天祖神社」と改称!
御祭神と御神徳(ご利益)
御祭神:天照大御神
日本人の総氏神!神様のトップ(最高位)の神様です。
御神徳:家内安全・運気向上・福徳円満など
また、この後ご紹介する境内にもご利益ポイントがたくさんあります。
(お見逃しなく)
大塚天祖神社!境内の見どころ(ご利益ポイント)
鎮座700年事業により参拝時にはまだ境内社付近の工事?が行われていましたが、参拝前の参考になるようにご紹介していきます。
あっ!大塚駅南口を出たら社号標があったので先にご紹介してから境内の見どころを記録してあります。
大塚駅を出たら社号標があった!
私はJR山手線を利用して南口から出たら社号標がありました。
元々は参道入り口(現在の駅前交番あたり)にあった社号標ですが、区画整理で現在の場所にあるそうだ!
さすがに駅前なのでよい画像が撮れませんでしたが、矢印を付けたサンモール大塚商店街入り口が何となく鳥居っぽい感じです。
商店街入り口から何となく道なりに右方向に進んで行くと右手に大塚天祖神社の境内入り口があります。
境内入り口となる鳥居と凄い狛犬さん
境内入り口となる鳥居はこちら↓
左手には新しい社号標もありますね。
石段をのぼって鳥居をくぐるとすぐに一対の狛犬さんがいますが、右手の狛犬さんを見逃すな!
あっちゃ~!写真の撮り方が悪くて申し訳ありません。
子育て狛犬がいます。
超珍しい授乳をしている狛犬さんなので、「子育て・安産・延命長寿・子供守護」のご利益があるとして信仰されています。(お見逃しなく!)
右手奥には手水舎があるので身を清めてから先に進みましょう。
(狛犬さんがいる珍しい手水舎です!お見逃しなく)
御神木と社殿
手水舎の隣(参道右手)に大きな木が2本あります。
御神木です。
大きなイチョウの木は「夫婦銀杏」と呼ばれ地域で親しまれており、夫婦和合・家内安全などのご利益があるそうです。
夫婦なのでもちろん雄木と雌木です。
(向かって右が女木・左が男木)
何と!樹齢600年以上と伝えられている御神木は戦災で樹勢が衰え高さを半分にし、大きな枝を全てカットして保全に努め現在に至る。
(凄い御神木だよ)
そして参道の突き当りにある社殿がこちら↓
社殿の前には手足が長い迫力ある狛犬さんがいます。
新しくなった拝殿でガッツリ参拝しましたが、気になるのが本殿!
こちら↓は右手奥から確認した本殿です。
めちゃくちゃ綺麗な本殿でした。
境内社が凄かった!
社殿の両脇には境内社があるのですが、参拝前の参考になるようにご利益を含めてご紹介していきます。
まずは社殿の右手奥にある境内社からご紹介していきます。
2社の両脇には何ともいえない狛犬さんがいますのでお見逃しなく!
左手の社には「稲荷社」と「金明社」が合祀されています。
稲荷社
御祭神:宇迦御魂神(稲荷大神)
御神徳:五穀豊穣・商売繫盛・家内安全
稲の神で五穀を司る食べ物の神様です。
狛狐は稲の神様のお使いです。
金明社
御祭神:金明大神
御神徳:産業守護・金運・金属業
岡山県に鎮座する「美作国一宮・中山神社」より御分霊された神様で、三種の神器の1つ「八咫の鏡(やたのかがみ)」を作った神様と伝えられています。
右手の社には「三峯社」と「榛名社」が合祀されています。
社の前には狛狼がいますよ。
三峯社
御祭神:日本武尊
御神徳:防災・必勝・災難除け・恋愛成就
たぶん誰もが知る?日本各地で活躍した日本神話最大の英雄です。
榛名社
御祭神:埴山姫神
御神徳:放火・健康・病気平癒・工事安全
土の神様です。
次は社殿左手奥にある境内社!
手前にある社には3社が合祀されています。
厳島社
御祭神:市杵島姫神
御神徳:美・音楽・技芸上達・交通安産
美と芸能の神様!「弁財天」として親しまれていますよ。
海上航路の安全を司る神様でもあります。
熊野社
御祭神:伊佐奈美命
御神徳:安産・子育て・女性の守り神
「母なる神」であり、慈愛や安産の神様です。
菅原社
御祭神:菅原道真公
御神徳:学問・合格・書道・芸能・仕事
たぶん誰もが知る?学問の神様で「天神さま」として親しまれていますよ。
左手奥には冨士神社
御祭神:磐長姫命・木花咲耶姫命
御神徳
磐長姫命:延命長寿・子孫繫栄・恋愛成就
木花咲耶姫命:心身美麗・安産祈願・開運招福
江戸時代の富士講はこの辺りでも盛んで富士塚を築き、社殿は富士山の方角に向いています。
3社が合祀されている裏には天然記念物の「さざれ石」があります。
大塚天祖神社の基本情報・アクセス
住所:東京都豊島区南大塚3-49-1
お問い合わせ先:03-3983-2322
電車の場合
JR山手線「大塚駅」・都営荒川線「大塚駅前」より徒歩約3分
東京メトロ丸ノ内線「新大塚駅」より徒歩約7分
最後に
大塚天祖神社を参拝した時には新しくなった境内でビックリしたのですが、旧鴻巣村の総鎮守として地域の皆様に親しまれてきた神社だと思います。
御朱印の種類も多く限定御朱印などを楽しみにされている人も多いと思われます。
大塚駅(南口)から出て人通りの多い商店街を通り大塚天祖神社につきますが、境内は凄く神聖な場所といった感じでした。
おすすめできる神社なので参拝に行ってみてくださいませ。