東京都練馬区に鎮座する「豊玉氷川神社」に御朱印をいただきに行ってきました。
ビール麦発祥の地の朱印が気になる御朱印!
さて、豊玉氷川神社について参拝前の参考になるように記録してあります。
正式名称は「氷川神社」ですが、他と区別するために「豊玉氷川神社」でご紹介していきます。
豊玉氷川神社について
御祭神:素戔嗚命(すさのおのみこと)
創建時代は不明だが、江戸時代には鎮座していた記録が残っているようだ。
主神としては北野神社が最も古く、次に須賀神社、その後武蔵一宮氷川神社(大宮)から御分霊を勧請し氷川神社を主神にしたと伝えられている。
豊玉氷川神社!境内の様子(見どころ)
境内の見どころを見逃さないように記録してあります
正面入り口となる鳥居と参道
正面入り口となる鳥居は階段を少しのぼった場所にあります。
新しくなった鳥居のようですが、扁額は歴史を感じます。(お見逃しなく!)
鳥居をくぐり左手には「ビール麦金子ゴールデン発祥の地の石碑」があります。」
うふぅ!私はビールが好きなので境内の説明書きより一部抜粋して記録!
我が国のビール麦栽培は外国から導入された品種から始まり、最初に導入されたのは江戸時代末期だが本格的に導入されたのは明治に入り政府が諸外国から穀類の種子を導入し試作を進めたとされる。
北豊島郡中新井村(現在の練馬区豊玉)金子丑五郎が明治33年(1900年)六条大麦の四国とゴールデンメロンの自然交雑により生じた雑種の中から「金子ゴールデン」を育成!
一時は関東一円に栽培が広がり、この品種の親にエビス1号・ニューゴールデン・アズマゴールデン・ふじ二条などの優良品種が育成され、初期の我が国ビール醸造に大きく貢献した。
あっ!この石碑凄いのよ~
裏から見るとビールのタルの形をしているので、お見逃しなく!
後ろに見えている建物はたぶん神楽殿!
元氷川神社の拝殿で文化8年(1811年)の棟札があり、釘を一切使わない組込式の建築技法だそうだ!
参道をほんの少し進むとガッシリした立派な狛犬さんがいますよ。
右の狛犬さんの後ろにある建物は町内ごとの神輿庫です。
神輿庫の先には「ねりま名木」に指定された「カヤ」の木があります。
(高さ18メートル・幹の太さ2.6メートル!)
隣の大きな記念碑の前にある丸っこい石は「力石」
練馬区有形民俗文化財に指定されています。
8個の綺麗な楕円形をした自然石は、江戸時代後期から明治時代にかけて関東地方で盛んに行われた「力だめし」に使われた石です。
特に大きな力石は区内でも大きい部類のものだそうだ!
横には手水舎があるので、身を清めてから先に進みましょう。
二番目の鳥居と社殿
二番目の鳥居はこちら↓
鳥居を過ぎると少し階段がありその先に社殿があります。
歴史を感じる立派な社殿です。
彫刻が施され、特に扁額は昔のままなのかな?彫刻が凄いのよ!
右手奥に行くと本殿を確認することもできます。
社殿周辺の境内社
右手の奥には「須賀神社」があるのですが、鳥居があるので鳥居をくぐり参拝に行きましょう。
扁額が・・・歴史を感じすぎるぐらいボロボロですが須賀神社と記されている文字は何とか見えます。
鳥居をくぐり進んで行くと、とても立派な社があります。
昔は天王様と呼ばれ親しまれていた。
社殿の左手には北野天満神社と三峯神社が並んでいます。
両社ともちゃんと鳥居があります。
奥の三峯神社の社の前には狛狼がいますよ。
実は三峯神社の先には横からの境内入り口となる鳥居があります。
境内に向かう鳥居の様子です。
都道318号(環状七号線)沿いにある鳥居です。
豊玉氷川神社の御朱印
今回いただいた御朱印はこちら↓
(初穂料:直書き500円)
とてもシンプルな御朱印ですが「ビール麦発祥の地」の朱印が押されています。
御朱印をいただける場所:参道左手にある社務所
豊玉氷川神社の基本情報・アクセス・駐車場
住所:東京都練馬区豊玉南2-15-5
お問い合わせ先:03-3991-2102
電車の場合
西武池袋線「練馬駅」より徒歩約20分
西部新宿線「野方駅」より徒歩約20分
車の場合
無料駐車場あり
しかし普段は閉まっており祈祷などの予約があるときは開いているそうだ!
どうしても車で行く場合は連絡をして確認してみましょう。
最後に
大きな木がたくさんあり、とても静かな境内!心地良い空間ですよ。
御朱印はご年配の女性の人にいただきましたが、とても親切な対応でした。(感謝)