東京都台東区に鎮座する「鷲神社(おおとりじんじゃ)」に御朱印をいただきに行ってきました。
御朱印帳に丁寧に直書きしていただけた墨書きの文字を見ると「参拝しに行って良かった」と思える御朱印でした。
そして拝殿に珍しい置物があり、ご利益をしっかり授かれるかも?
され、今回は御朱印情報・鷲神社について・境内の見どころなどをご紹介していきます。
正式名称は「鷲神社」ですが、他の鷲神社と区別するために「浅草鷲神社」でご紹介していきます。
浅草鷲神社の御朱印情報
浅草鷲神社で通常いただける御朱印は2種類です。
まず今回いただいた御朱印からご紹介していきます。
鷲神社の通常御朱印
初穂料:直置き500円
墨書きがとても達筆です。
酉の市など祭事や季節により限定御朱印が登場します。
浅草名所七福神(寿老人)の御朱印
初穂料:直置き500円
御朱印をいただける時間帯:9:00~17:00
御朱印をいただける場所:参道左手にある授与所
(私が参拝した時は授与所が閉まっていたので、そんな時の為に御朱印をいただける場所を境内の様子で記録してあります。
浅草鷲神社について
御祭神
天日鷲命(あめのひわしのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
江戸時代以前よりこの地に鷲大明神(天日鷲命)を祀り鷲大明神社と称していた。
景行天皇の御代、日本武尊が東夷征討の時に立ち寄り戦勝祈願をして志を遂げて帰途、社前の松に武具の「熊手」をかけ、勝戦の祝いとお礼参りをされた。
その日が11月の「酉の日」だったので鷲神社の例祭日と定めたのが酉の祭(酉の市)の起源発祥である。
江戸時代から「鳥の社(とりのやしろ)」「御鳥(おとり)」といわれ、現在も「おとりさま」として親しまれています。
ご利益
開運・商売繫昌など
浅草鷲神社!境内の様子(見どころ)
今回、酉の市が終わり撤収作業が行われている日に行ってしまいましたが、境内の見どころを含め参拝前の参考になるように記録してあります。
境内入り口が凄かった!
大通り(国際通り)沿いにある境内入り口がこちら↓
左側にあるのは大きな熊手です。
叉木とやらがあり、田舎者には神社の入り口とは思えませんでしたが、酉の市発祥の地ということでインパクトある入り口ですね。
しかし、正面に立つと神社らしい朱塗りの大鳥居があります。
明神鳥居!扁額には鷲宮と刻まれてあります。
あっ!本当なら大鳥居をバッチリ撮影できるはずが、この日は酉の市が終わり撤収作業が行われている最中だったので大鳥居の前にも叉木?がありました。
参道を進んで行くと二番目の鳥居(小鳥居)があります。
天保10年(1839年)に建立された石の鳥居です。
今回参道に叉木がいくつかあったのですが、両脇に灯籠がありその先にある朱塗りの柱の叉木は昔からあるみたいです。
朱塗りで凄く立派な神楽殿と渡殿
叉木を過ぎると左手に平成11年に再建され、まだ新しい感じの手水舎があります。
(身を清めてから先に進みましょう)
そしてその並びに神楽殿と渡殿であります。
あまり見たことがない感じの神楽殿です。
神楽殿の1階は授与所なのですが、この日は撤収作業で危ないからか?シャッターが閉まっていました。
実はこの瞬間御朱印を諦めたのですが、渡殿の下をくぐり奥に行くと社務所があるので、中に入って確認したら御朱印をいただけました。
授与所が閉まっていたら社務所で御朱印をいただけるかもしれないので行ってみましょう!
社殿と珍しい「なでおかめ」
参道の突き当りに社殿があります。
足場が残っているのが残念ですが、立派な社殿です。
参拝するために拝殿に近づくと、ちょっと怖い置物がお賽銭箱の上にあります。
「なでおかめ」
何やら撫でるとご利益を授かることが出来るらしい!説明書きがあるので記録しておきます。
・おでこを撫でると賢くなる
・目を撫でると先見の明が効く
・鼻を撫でると金運がつく
・向かって右頬を撫でると恋愛成就、左頬を撫でると健康
・口を撫でると災いを防ぐ
・顎から時計回りに撫でると物事が丸く収まる
あっ!説明書きに一ヵ所だけなど注意書きがなかったので何ヵ所も撫でていたら・・・
後ろに並んで参拝を待つ人がいてちょっと恥ずかしかったです。
浅草鷲神社の基本情報・アクセス・駐車場
住所:東京都台東区千束3-18-7
お問い合わせ先:03-3876-0010
電車の場合
地下鉄日比谷線「入谷駅」北口3番出口より徒歩約7分
つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩約8分
地下鉄銀座線「田原町駅」より徒歩約15分
JR山手線「鶯谷駅」より徒歩約20分
車の場合
境内に無料駐車場あり
(酉の市などイベントがあるときは難しいかも)
最後に
酉の市発祥の地ということもあり(これには諸説あるらしい)11月に開催される酉の市では凄く賑わうとの事!
(たぶん私が想像している以上に賑わっていると思う)
まだ酉の市に行ったことがない人はぜひ浅草鷲神社に行って熊手を購入してみてくださいませ。
しかし、一度は賑わってない境内で参拝してみるのもおすすめ!