東京都台東区に鎮座する「浅草富士浅間神社(あさくさふじせんげんじんじゃ)」に御朱印をいただきに行ってきました。
境内には可愛いけど凄い富士塚があり「浅草のお冨士さん」と呼ばれ親しまれている神社です。
普段は社務所が閉まっているが、御朱印をいただくことはできますよ。
では、御朱印情報・浅草富士浅間神社について・境内の見どころなどの順番でご紹介していきます。
浅草富士浅間神社の御朱印情報
今回いただいた御朱印はこちら↓
初穂料:直書き500円
可愛い富士塚の朱印が押されています。
御朱印をいただける場所:社殿右手の社務所
参拝時は社務所が閉まっており、誰もいませんでした。
ほとんど社務所が開くことがなく、お正月や夏詣御朱印や植木市が行われる日などにはこちらの社務所で御朱印をいただけるそうだ!(その時は限定御朱印らしい?)
私が御朱印をいただいたのは「浅草神社」です。
社務所が閉まっていたら、浅草神社に御朱印をいただきに行きましょう。
注意事項
社務所が開いている日は浅草神社では対応していない可能性あり!
こちらの社務所で御朱印をいただける時間帯:10;00~15:00
(あくまでも私が確認した情報です)
浅草富士浅間神社について
やはり浅草の富士浅間神社!ご由緒が長いが、私自身の記録なので簡単に解りやすく記録しております。
詳しい創建年代は不明!元禄年間(1688年~1703年)の創建と推察されているが、元禄年間以前の「江戸絵図」に表記されており、江戸時代初期(1671年)には鎮座していたようである。(境内ご由緒書きより一部抜粋)
浅草富士浅間神社は2mほど高い場所に鎮座しているが、中世から江戸初期にかけて富士信仰が最も盛んで、富士参りができない人の為に人工の塚や自然の高みに浅間神社を高みに勧請する風習があったそうだ!
当初は現在の浅草寺の管理のもと修行道による祭祀が行われ富士信仰の聖地であった。
明治時代の神仏分離により、浅草寺の管理を離れ明治6年(1873年)浅草神社の兼務社となり現在に至る。
御祭神
木花咲耶比売命(このはなさくやひめのみこと)
安産・疱瘡・疫病除けの神様です。
何と!社殿内には木造の御祭神の坐像が安置されているそうだ!
浅草富士浅間神社!境内の様子(見どころ)
とても小さな神社ですが、境内の見どころを見逃さないように記録してあります。
正面入り口と変わった手水口
少し高い場所に境内入り口の鳥居があります。
大きな木はきっと桜の木よね。
鳥居をくぐり短い参道を進むと左手に手水鉢があります。
龍の口から水が出ていないから使用禁止なのかと思ったら、自分で水を出すのです。
これ↓を見逃すな!
説明書きには、水柱のボタン(矢印の部分)を押すと竜口から水が出ますと書かれてあります。
危なかった!連れの娘が気付かなかったら見逃すところだったよ。
押したら水が出ました。
感動していると水が止まってしまいます。
(しっかり身を清めてから先に進みましょう)
拝殿と本殿
短い参道の突き当りに社殿があります。
明治11年(1878年)に建てられた社殿は、昭和20年(1945年)東京大空襲により土蔵造りの本殿以外は全焼!
現在の社殿は平成10年(1998年)に再建されたものです。
あっ!外から確認できる本殿はこちら↓
倉のような本殿です。
内部には、焼けなかった土蔵造りの本殿が遺されているそうだ!
可愛い富士塚が凄かった!
参道の右手に平成28年(2016年)に築かれた可愛い富士塚があります。
この富士塚!小さいけど凄いのよ~
右手に「浅草冨士」と刻まれた石柱の方が登山口で、左手が下山口です。
何と!石段の手前が富士山五合目なのです。
五合目からのぼりすぐに六合目・七合目があり上が八合目で、その先の表示はあったかな?撮り忘れ?
そして頂上には祠があります。
何と!この富士塚の石は富士山の溶岩であり、祠で参拝すると富士山の方向に向かうようになっている。
あっ!正面にあった丸い石は「子授け石」です。
この富士塚の凄いところは、毎年7月1日に「冨士山開き」が行われますが、一年中登ることができるのです。
実はもう少し規模が大きい富士塚がある神社に参拝した時があるのですが、山開きの日だけしか登れない富士塚もあるのです。
凄いよ私!富士山の頂上で参拝してきました。
浅草富士浅間神社の基本情報・アクセス・駐車場
住所:東京都台東区浅草5-3-2
お問い合わせ先:03-3844-1575
電車の場合
東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩約15分
車の場合
無料駐車場はありません
最後に
浅草富士浅間神社の見どころは何といっても可愛い富士塚です。
富士山の頂上に行けない人にとっては、ありがたい富士塚ですよね。
毎年7月1日に行われる「冨士山開き」に行ける人は行ってみてくださいませ。
(ただ一年中登れるけど)
あと、毎年5月と6月の最終土曜・日曜日には植木市が開催され境内が賑わうそうですよ。