東京都東村山市に鎮座する「八坂神社」に御朱印をいただきに行ってきました。
丁寧な直書き御朱印に感動!
しかし今回は御朱印情報の前に、東村山八坂神社について・境内の様子をご紹介した後に御朱印情報(注意点もあるのでお見逃しなく!)の順にご紹介していきます。
正式名称は「八坂神社」ですが、他と区別するために「東村山八坂神社」でご紹介していきます。
東村山八坂神社について
寛文2年(1662年)の火災をはじめ数回の火災にあい創建年月は不詳。
別当であった近くの臨済宗正福寺が建立された弘安元年(1278年)、または応永14年(1407年)の同寺「国宝」千体地蔵堂建立のさい以降まもなく守護神として牛頭天王(ごずてんのう)が奉斎され、後に現在の地に社殿を建立したと考えられている。
明治2年(1869年)社号を「天王宮」から「八坂神社」と改め村社に列せられた。
(いただいたご由緒書きより一部抜粋)
昔は「天王宮」「祇園社」「野口村の牛頭天王さま」などといわれ「八雲神社」といわれたこともあった。
御祭神:素戔嗚命(牛頭天王)
牛頭天王はインドの祇園精舎の守護神といわれインド北方九相国の神様で、素戔嗚尊と牛頭天王との事跡が似ているので習合されたと伝えられております。
えっ?という人のために簡単説明(自分のための記録でもあります)
牛頭天王は神仏習合の神様なので、明治になり神仏分離令により同一神とされる素戔嗚尊が御祭神となった!
東村山八坂神社!境内の様子(見どころ)
府中街道沿いにあるとは思えないほど広々とした雰囲気の境内!見どころも含めてご紹介していきます。
入り口となる鳥居と参道
境内入り口となる鳥居はこちら↓
右手には社号標があり階段を少しのぼった先に鳥居があります。
「東京都にある神社?」と思ってしまう雰囲気の境内入り口です。
鳥居をくぐって先に進むとビックリする参道でした。
社殿まで真っすぐな参道には2対の狛犬さんがいるのですが、歴史を感じる最初の狛犬さんが一押し!
(お見逃しなく)
先に進むと左手に手水舎があります。
参拝時は使用禁止でしたが、確認して使用できるようなら身を清めてから先に進みましょう!
そして少し先の右手には見逃してはいけない建物があります。
現在は額殿ですが、旧社殿です。
見事な彫刻が施され、扁額には「祇園社」と記されてあるのでお見逃しなく!
凄い社殿と拝殿の扁額を見逃すな!
参道突き当りにある立派な社殿がこちら↓
平成元年(1989年)に新築された社殿なのですが、とにかく凄い社殿だよ。
見逃してはいけないのが、拝殿の扁額です。
「武蔵野牛頭天王」と記されてあります。
奥に行くと本殿も確認することができます。
拝殿の左手から撮影した画像ですが、本殿も凄いです。
何と!東村山市指定有形民俗文化財に指定されている「大獅子頭」が本殿の回廊に奉安されているそうだが見ることができませんでした。
ずらりと並ぶ境内社
社殿までの参道の左手に境内社が並んでいます。
右手からご紹介します。
三嶋神社(みしまじんじゃ)
御祭神:事代主命・大山祇命
三峯神社(みつみねじんじゃ)
御祭神:伊弉諾尊・伊弉冉尊
御嶽神社(みたけじんじゃ)
御祭神:櫛真智命
蚕影神社(にかげじんじゃ)
御祭神:和久産巣日神
東村山八坂神社の御朱印情報
御朱印をいただける場所を勘違いして諦める人がいるかもしれない!
(私も危うく諦めるところでした)
参道途中にある手水舎手前に左手に進むと建物があるので行ってみた!
(横に授与所の看板があったので・・・)
暗いし誰もいないしインターホンもないので・・・
自動ドアがあるからそこから入りお願いするのかな?と思ったら違った!
窓に「授与所内が不在の場合は事務所受付にこえがけください」って貼ってある!
事務所受付ってどこ?
先ほどの授与所の前で振り返ったら二階建ての普通の家の前に「受付」の貼り紙看板が・・
(個人宅かもしれないので画像はカットしましたが、二階建ての一軒家です)
緊張しながらインターホンを押して「御朱印いただけますか?」とお願いしてみた!
女性の方が優しく対応していただき直書き御朱印をいただいたらビックリ!
今回いただいた御朱印はこちら↓
通常御朱印
直書きだよ!
凄い迫力がある社名(八坂神社)の文字と細筆で書かれた文字も凄いし、朱印も綺麗に押されています。
参拝した証でいただける御朱印としていただけて嬉しい御朱印だよ!
(出会いに感謝)
御朱印をいただける時間帯:9:00~17:00頃
東村山八坂神社の基本情報・アクセス・駐車場
住所:東京都東村山市栄町3-35-1
お問い合わせ先:042-391-0988
電車の場合
西部新宿線「久米川駅」南口より徒歩約10分
西武多摩湖線「八坂駅」より徒歩約10分ちょい
車の場合
無料駐車場あり
ただし、北側(境内入り口となる鳥居の右手)にある駐車場は月極(契約者専用)の駐車場なので止めてはダメ!
駐車場入り口は鳥居手前のこちら↓の看板を見逃すな!
最後に
交通量の多い府中街道(旧鎌倉街道)沿いに境内の入り口となる鳥居があるのですが、鳥居をくぐるととても静かで居心地の良い空間が広がっていました。
そしていただいた御朱印に感動しました。
直書きの御朱印とは思えないほどの文字と丁寧に押された朱印!
事務所にいた女性の対応も優しかったのですが、いただいた御朱印からも優しさが伝わってきました。
(出会いに感謝)